宮尾節子さんの詩です。
Twitter、新聞で話題になるまで存じあげませんでしたが、飯能市にお住まいだとか! 7年前、相手を傷つけるインターネット上の書き込みや子供の虐待死のニュースに触れ「他者への無関心や心のまひの行き着く先にあるのは何か。それが戦争だと思った」 その後、詩は引き出しにしまわれていたそうですが、今年1月にTwitterで発表。6月のJR新宿駅南口で男性が焼身自殺を図ったことに関しこの詩を転機して思いを記したツイートをきっかけに一気にネットで話題になったそうです。 (以下毎日新聞夕刊より一部抜粋) 宮尾さんは「人、命、心を失う戦争は嫌」、と言うが、反戦の詩と捉えられることには戸惑いもある。「楽器のように心で鳴った言葉で『人の心の怖さ』を伝えたかった」 詩は少なくとも4万人に読まれ、共感、反省、批判…多くの反応が寄せられた宮尾さんは「詩を読んだ人が思っていることに触れた時、言葉は反応する。多くの反応があった事に希望を感じている」(以上毎日新聞夕刊より一部抜粋) これだけ話題になったのは、“他者への無関心や心のまひ”からくる怖さという思いが人々の心に触れたからでしょう。 これからも人々の心に触れる詩を飯能から発信して頂けたら嬉しいです。 話題になっている詩「明日戦争がはじまる」をご紹介します。これからも、ずっと反応があり続けますように…。 ◇明日戦争がはじまる(全文) まいにち 満員電車に乗って 人を人とも 思わなくなった インターネットの 掲示板のカキコミで 心を心とも 思わなくなった 虐待死や 自殺のひんぱつに 命を命と 思わなくなった じゅんび は ばっちりだ 戦争を戦争と 思わなくなるために いよいよ 明日戦争がはじまる |
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Author:ブライダル美寿(ビジュ)
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